3.25音漏れる大会で感じたこと、川上アキラ氏が育てたものは・・・

時は2018年3月25日、場所は埼玉県にある「さいたまスーパーアリーナ展示ホール」
ここで不思議な時間を多くのモノノフ(ももいろクローバーZのファンの愛称)たちと共有したのであった。
その名も「音漏れる大会」・・・

ももクロに限らず人気アーティストの場合、ライブが行われてもチケットがすぐに完売になってしまい、ライブ会場に入れないことが一般的である。そんな状況(チケットなし)でも少しでもライブ感を味わおう、アーティストのそばにいたいということで、ライブ会場に行って漏れてくる音を楽しむというのがファンの中ではあったりするのである。

ももクロの場合は、運営(芸能事務所さんやイベント屋さん)がファンを大切にしてくれていることもあり、この「音漏れ」を楽しむファンにも、少しでも楽しんでもらおうと企画を立ててくれる。とは言うものの、一般的な音漏れの音とは、ホールなどの構造上の理由から自然と漏れてしまう音のことを指すのだが・・・

今回、行われた「音漏れる大会」はまず場所からして特異だ。ライブが実際に行われた会場は大宮ソニックシティで、音漏れの会場はさいたまスーパーアリーナなのである?!
距離にして約1.7km タクシーで10分弱の距離である。2km弱の距離でも聞こえるほどのライブってどんだけ大音量なんだい!っていう話。(もちろん直接聞こえるのではなく、いろいろな技術を使って音声を伝送してくれた)

そして、そこに集まったモノノフの人数は1000人は超していただろう。(運営発表10,000人(笑))

ライブの物販コーナーはあるものの、あとはライブ会場の音声がスピーカーから流れてくるだけの150分。もちろんももクロのメンバーたちを直接もモニター越しでも見ることなく、ただただ歌声を聴いて、MCを聞くだけなのだが、とても楽しい空間を化しているのである。

集まったモノノフたちは推しメンバーカラーのアイテムを身に着けて、サイリウムを両手に、応援し続ける♪
展示ホールの前方では、会場を盛り上げようとももクロの振り付けをコピーした小さな子供から、大きな大人までのモノノフがダンスを魅せて楽しませてくれる。

会場内が一体感をなして、2km離れたライブを楽しんでいるのである!

今回のこの「音漏れる大会」なるものも、ももクロのマネージャーで有名な川上アキラ氏の仕掛けによるものだが、川上さんが育てたものはももクロだけでなく、ファンをしっかり育てたと言っても過言ではないだろう。